い・け・な・いルージュマジックと桜井章一
夜中によく麻雀を数人の友人と打っていた。
麻雀牌も中国産、本場感のあるパチモンだ。
酒と麻雀と音楽、あと適度な思考は、夜を寂しくさせない。
何をすればいいか分からない。
何故、生きてるんだろう。
自分は、何をしてるんだろう。
ふと感じる時は、誰しもあるかも知れない(囚人)
負想に老ける時は、外からくる人が必要だ。
自分では、どうしようもい。
だから、外に助けを求めてる(実は笑)
考えなくてもいい事や仕方ない事って人生にあると思う。
私の友人は、冗談交じりで死に場所を見に行くと崖まで行ったが麓しか行けず、上部の頂きまでは、目視するしかなかったみたいだ。
桜井章一さんも言っていたが、全体を俯瞰する方がいい、一点集中型だと、そこに囚われてしまい、柔軟な対応もなかなかできないから、ふんわり広げて見るのが良い。
友人と雀卓を囲み酒を呑む四方から音楽、寂しくない。
思想も独りよがりだと寂しくなる、だから、色んな人と牌を打たないと僕は生きていけない。
酒は、氷無しの角ハイボール、隠し味はひとつまみの塩。
音は、坂本龍一さんと忌野清志郎さんの「い・け・な・いルージュマジック」。
牌は、友人そのもの。
夜中は、それだけで寂しくない。
次は、Put your hands up、ハイボールはまたお代わり、頂きは、ピンフーを目指して。
寂しい人間には、丁度良く寂しくなくなる。